子どもの頃
母は魔法使いだと思った
母の手にかかれば
あっという間に部屋はきれいに掃除されるし
ぱぱぱっと美味しい物が出来上がる
母は魔法使いだと本気で思った
こんな人になりたいな
こんなお母さんになりたい
そう思った
休日
忙しい父がたまに料理を作ってくれる
母とはまた違う料理を
豪快な料理
見栄えの良い料理
父は料理人だ
とてもおいしい料理を子どもたちに
お客様に提供している
魔法の手を持っている
父の手はゴツゴツしている
決して大きな手ではないけれども
ゴツゴツした指を繊細に操る
父の手はすごい
ゴッドハンドだ
父も母も魔法を使えるのだ
夫だって魔法が使える
子どもを肩車してあげると
子どもたちの目がキラキラと輝く
子どもに夢を見させる魔法が使える
私だって魔法が使える
魔法を使っているのだ
こうしてブログを書いていること
ブログを読んでいること
小さな出来事がひとを幸せにしている
それが魔法なのだ
あなたが笑えば
子どもたちだって笑う
今笑わなくたって
将来必ず笑う時が来る
あなたの笑顔は魔法の笑顔
あなたの言葉は魔法の言葉
きっと伝わる
必ず伝わる
だって魔法使いなんだもん
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