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執筆者の写真Masako Matsumoto

誰でも魔法が使えます

子どもの頃

母は魔法使いだと思った


母の手にかかれば

あっという間に部屋はきれいに掃除されるし

ぱぱぱっと美味しい物が出来上がる



母は魔法使いだと本気で思った


こんな人になりたいな

こんなお母さんになりたい


そう思った


休日

忙しい父がたまに料理を作ってくれる


母とはまた違う料理を

豪快な料理

見栄えの良い料理


父は料理人だ


とてもおいしい料理を子どもたちに

お客様に提供している

魔法の手を持っている


父の手はゴツゴツしている

決して大きな手ではないけれども

ゴツゴツした指を繊細に操る


父の手はすごい

ゴッドハンドだ


父も母も魔法を使えるのだ


夫だって魔法が使える


子どもを肩車してあげると

子どもたちの目がキラキラと輝く

子どもに夢を見させる魔法が使える


私だって魔法が使える


魔法を使っているのだ


こうしてブログを書いていること

ブログを読んでいること


小さな出来事がひとを幸せにしている

それが魔法なのだ


あなたが笑えば

子どもたちだって笑う


今笑わなくたって

将来必ず笑う時が来る


あなたの笑顔は魔法の笑顔


あなたの言葉は魔法の言葉


きっと伝わる


必ず伝わる


だって魔法使いなんだもん


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