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執筆者の写真Masako Matsumoto

温室育ち

ここ数日目まぐるしく私の環境が変わりつつある


変わりつつあるというよりも

変えようとしているという言葉が正しいのかもしれない


年を重ねているうちに

安全な世界でしか生きられない自分がいた


ヌクヌクと温室育ちのように

自分の手が届く範囲

自分のことを分かってくれる人たち

自分が出来ることだけ


年を重ねて、出来ないことが出来るようになるよりも

出来ることの中でしか生きていけない自分だった



そうやって

出来ないことは人に押し付け

限られたことだけをこなす

そんな毎日から

脱却したかった


私は外の世界に出たい

延長線上の世界なんて

何の魅力も感じられない


もっと上を見たい

もっと世界を広げたい


大きく手を広げて

空を見上げる


いつだって

誰だって

上の世界を目指していたい


けれども上の世界を目指すということは

自分がそれ相当の覚悟と努力が必要だ


時に環境を家族を立場を言い訳にして

誰もが立ち向かうことをやめようとする


こんなもんか・・・・


そうやって自分を納得させようとする


ちょっと待って!


そんなに簡単に納得していいの?

そんな安易に納得できるの?


やるだけやったらいいじゃない

それで出来なければ仕方がない


温室育ちの花たちにも

冷たい空気が必要なのだ


外の世界は厳しい?

いいえ

自分の力で何とでもなる

素敵な世界なのだ



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